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4.保険の種類
(1)リスクの種類
保険とは、万一の時のためのお金によるリスクヘッジです。それでは、リスクや将来必要になる保障にはどのようなものがあるのでしょうか。
a.自分や家族に何かあったとき
b.老後に引退したときのための、生活保障
c.自分や家族が所有している物に何かあった時
d.自分や家族が、他人を傷つけたり他人の物を壊してしまった時
大別すると、以上の4つぐらいがあるかと思います。このそれぞれのリスクに対応して、保険の種類が生まれてきます。
(2)保険の種類
@生命保険(第1分野)
a.
の人に対するリスクに対して、主に死亡保障を中心とした保険が生命保険です。定期保険、終身保険、養老保険の3種類があります。
A個人年金保険(第1分野)
b.のリスクに対して、老後の生活資金を準備するのが個人年金保険です。
B損害保険(第 2 分野)
c.
d.の、事故等による物に対するリスクを保障するのが、損害保険です。c.の自分の物を補償する保険には、火災保険や車両保険があります。企業では、船舶や積荷を補填する海上保険等があります。
d.の他人や他人の物を補償する保険には、賠償責任保険があります。
C第3分野の保険
a.
のリスクには、自分や家族が病気や怪我をする場合もあります。こうしたリスクを保障するのが、医療保険、がん保険、介護保険、傷害保険等です。こうした保険は、第1分野(生命保険)と第 2 分野(損害保険)との中間に位置することから、第 3 分野の保険と呼ばれます。
(3)社会保険
国が保険者となり、生活保障等を目的として実施される保険です。健康保険や国民・厚生年金保険、労災保険、雇用保険等があります。公営の社会保険で保障されない部分、不十分な面を補うために、生命保険、損害保険等の民営の保険に加入します。
(4)共済・簡易保険
生命保険の役割によく似た保証事業に、共済や簡易保険があります。生命保険が民間の保険会社の運営によるものに対し、共済は組合が、簡易保険は郵便局(現株式会社かんぽ生命保険)が運営しているものです。共済は損害補償も兼営しています。
@共済
「保険」が不特定多数の人を対象にするのに対して、「共済」はある特定の地域・職業などの限定された人を対象にした助け合いの制度です。保険業法によらないため、生保と損保の兼営が可能です。組合員になれば誰でも加入でき、保険料が比較的割安で、保険金の支払い条件も、一般の保険に比べて緩やかです。JA 共済や全労災、県民共済などがあります。
なお、法律の規定にもとづかない無認可共済は、2008年3月末までに、2年間の時限措置も含めて廃止されます。
A簡易保険
郵便局(現株式会社かんぽ生命保険)が運営する生命保険類似商品です。健康な人であれば誰でも無審査で加入でき、職業による加入制限がありません。保険金の受取り手続きが簡単で、支払いも迅速です。ただし、保険金額が1,000万円までという上限があります。
B「共済」と「保険」、どちらが特か?
共済=安いというイメ−ジがありますが、一概にはいえません。詳しい保証の内容や価格、手続き等をよく理解して、自分のライフスタイルに合う商品を選んでいく必要があります。
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